先日 「60歳」+「旅」という文字が気にかかり、「60歳からの旅は人生の栄養剤」を 読んでみた。
私は、旅好きである。協調性のない私は、当然 一人旅が主体である。しかし、病気をしていらい なかなか家から出なくなった。しかし、さすがにそろそろ。。と思っている・しかし。。。この本に書かれている「仕事あってこその旅」という考え方は、実に共感できるものであった。
長くなるが その部分を引用する。
『 新聞の投書欄で、「定年後、リモコン片手に日が暮れる」
との川柳を見て、現役時代から世界の遺跡を巡る旅を続け、仕事から解放される定年を楽しみにしている私には無関係、と笑い飛ばしていました。
そして十年前に迎えた定年、「待ってました」とばかり、妻と二人、ネパールの秘境を巡る旅にでました。
ところが、不思議なことに夢にまで見たヒマラヤ連峰を眺めても、何故か、以前のような感動がありません。それに対し、仕事の合間に参加した仲間達は、涙を流して歓声
を上げているのを見て複雑な気持ちになりました。
即ち、旅行を心から楽しめるのは、仕事があってのことであり、退職で持て余した時間を使っての旅行は決して現役時代のような、大きな感動が得られないことが判ったのでした。』
本日は、タメ息をつきつつ ここまでにします。
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