前回 著者が、下記に気づかれたところまでをレポートした。
『旅行を心から楽しめるのは、仕事があってのことであり、退職で持て余した時間を使っての旅行は決して現役時代のような、大きな感動が得られないこ』
今回は、では、中年の我々は、どこから始めればいいだろうか? となれば 生きた先輩を訪ねアドバイスをもらうのが、常道ではないだろうか。
ということで、著者も 多くの先輩方を訪ねられたようである。そして、得られた結果について、次のように述べておられる。
『 淋しい気持ちを紛らわすため、定年後のゴルフを楽しみにしていた先輩を、訪れたところ、現役時代の覇気を失い、話題は年金と病気の話だけ、更に麻雀が好きだった別の先輩は、既に介護保険の世話になっており、これが私の将来の姿かと思うと愕然としました。
その中で、唯一の例外は、趣味だった尺八を活かして、祭りや施設を巡っている、現役時代と全く変わらない元気な先輩で、印象的でした。
そこで気がついたことは、定年後とは言え、自身の感動を得るには、人に感動を与えることが必要、ということでした。』
心に刻んでおきたい言葉であると思いました。
ということで、本日のレポートは、ここまでです。
0 件のコメント:
コメントを投稿